「山の日記念」
携帯トイレ体験ツアーin美瑛富士避難小屋


参加者5名、サポート7名。ティッシュ33個、汚物3個を回収!

【体験ツアーについて】参加者募集案内要領

 大雪山国立公園にある美瑛富士(1888m)の標高1630m地点に位置する美瑛富士避難小屋は、携帯トイレ使用促進地域として昨年より環境省が携帯トイレブース(仮設テント型)を設置し、北海道内の各山岳団体がその維持管理を担っています。山の日制定を記念して、一般登山者に広くそれを認知していただくために体験ツアーを実施しました。

【体験ツアーの実施報告】

 朝7時に白金温泉登山口駐車場に全員が集合。岩村代表の挨拶のあと自己紹介。参加者5名全員が北海道新聞の小さな募集案内記事を見て応募したとのことで、新聞の威力に驚きました。
 7時20分に登山口を出発。小枝副代表は登山口で下山者にアンケート調査をするために残る。空は快晴で爽やか。途中の天然公園など何度か小休止を取り、3時間40分かかって避難小屋に到着しました。

 まずは昼食を思い思いに摂る。昼食後、4班に分かれて小屋周辺の清掃作業を実施。今年は6月26日のブース設置日を含めて清掃を5回実施していますが、ティシュ33個、汚物3個を回収する残念な結果でした。
 その後、当会の伊吹さん講師で携帯トイレの使用方法と注意点、防臭のノウハウの説明があり、参加者2名が実際に体験しました。
 今日は環境省の委託会社が小屋でアンケート調査を実施していましたが、殆どの人がンアケート調査に快く応じてくれたようでした。
 小屋内の棚にはパンツや手袋などのゴミが散乱していましたが清掃して持ち帰えりました。ゴミや汚物を回収して天候と同じ爽やかな気持ちで15時20分下山、体験ツアーが無事終了しました。

 参加された皆さま、サポート隊の皆さまお疲れ様でした。

 [山のトイレを考える会:仲俣記]  


携帯トイレ体験ツアー参加者の皆さまお疲れ様でした

7時登山口駐車場に集合7時20分登山口スタート

途中で小休止。天気に恵まれました3時間40分かかって小屋に到着

テント型携帯トイレブーステント損傷部分を垂木等で再補修してあった

伊吹講師による携帯トイレ講習会皆さん真剣に聞いていました

望岳台トイレにポスター掲示白金観光センター隣りの公衆トイレ裏にある
携帯トイレ回収ボックス


北海道新聞(道北版)の記事(2016.8.26朝刊)


DUM