2021美瑛富士点検パトロール実施報告


2021の活動について美瑛富士トイレ管理連絡会がまとめた報告書です

美瑛富士・携帯トイレ導入7年目の成果報告


携帯トイレブース冬囲い外しの報告(2021.6.27)
(第1回) 大雪山国立公園パークボランティア連絡会

 実施日:2021年7月11日(日) 参加者数:7名。 実施報告書(pdfファイル)

濃霧と小雨の中、旗を掲げ点検作業開始

トイレ紙9個回収
グレーチングの下の細かいゴミを回収

カウンターの誤操作防止対策表示
雨の中、大変お疲れ様でした

白金温泉公衆トイレの回収ボックス
臭いがキツイのに全て取出しカウント

昨年9月末にパークボランティア連絡会で実施した時よりも、汚物やティッシュの散乱は少ないように感じた。また、小屋、携帯トイレブースもきれいに使われている。ただ、小屋周辺でアンモニア臭を感じたところもあった。回収ボックス内の携帯トイレの種類を数えてみたところ、モンベル製17個・サニタクリーン製6個・その他10個で、モンベルの使用率が高かった(報告:丸本有馬さん)


(第2回) 札幌山岳連盟

 実施日:2021年7月17日(土)~18日(日) 参加者数:6名。 実施報告書(pdfファイル)

実施報告書(その2)(pdfファイル)

2日間、お疲れ様でした
テント13張。小屋泊10名

複線化した登山道
ブースのカウンターは54


(第3回) 日本山岳会北海道支部

 実施日:2021年7月24日(土)~25日(日) 参加者数:5名。 実施報告書(pdfファイル)

2日間、お疲れ様でした
ブース内が少し散らかっていた

テン場の隅にトイレ紙と汚物
トイレ紙と汚物を回収

小屋ではテント宿泊者も含めほとんどの人が携帯トイレを利用していると思われる(カウンター値:126)が、縦走路上には(オプタテシケ山頂直下、べベツ岳山頂)汚物と紙が目に付く形で残っていた。縦走登山者の半数は携帯トイレの使用が一般的ではない道外からの登山者と思われ、こうした道外からの登山者への携帯トイレの使用、紙の持ち帰りをさらにアピールする必要がありそうだ(報告:藤木俊三さん)


(第4回) 北海道山岳連盟

 実施日:2021年8月1日(日) 参加者数:5名。 実施報告書(pdfファイル)

小雨と強風の避難小屋とブース
ブース内の清掃

小屋周辺のゴミ・汚物確認
荒天のため下山後に集合写真

晴天と猛暑が続いていたが、往路の標高 1400m 付近から小雨が降り出し風も強くなる。オプタテシケ山を目指していたと思われる登山者が次ぎ次ぎ降りてくる。高校登山部 10 名ほどが下山し小屋は無人、テントもなし。小屋・ブース内外の点検と清掃、周辺の汚物やゴミを回収して作業を終える(報告:内藤美佐雄さん)


(第5回) 山のトイレを考える会

 実施日:2021年8月7日(土) 参加者数:5名。 実施報告書(pdfファイル)

テント設営者にトイレマップを配布
携帯トイレの使用を呼びかけ

ティッシュと汚物の回収
便座の清掃も丁寧に

ブース内外の点検
お疲れ様でした

トイレブースは非常にきれいで、ブース使用者のマナーの高さがうかがえる。回収汚物は1個。ティッシュは見た感じ新しく、1カ所に5個、もう1カ所は小屋の下部で1個。広く捜索したが、全体的にはきれい。十勝岳温泉の回収ボックスは満杯。凌雲閣様が速やかな回収対応をいただいた。 今回は泊りでパトロール予定のところ、荒天予報のため、日帰りに変更した(報告:杉下圭史)


(第6回) 道央地区勤労者山岳連盟

 実施予定日:2021年8月29日(日):中 止
 新型コロナウィルス対策のため北海道が緊急事態宣言地域に指定されたため


(第7回) 道北地区勤労者山岳連盟

 実施予定日:2021年9月12日(日):中 止
 新型コロナウィルス対策のため北海道が緊急事態宣言地域に指定されたため


(第8回) 美瑛山岳会(自主点検)

 実施日:2021年9月15日(水) 参加者数:2名。 実施報告書(pdfファイル)


(第9回) 北海道山岳ガイド協会

 実施日:2021年9月27日(月) 参加者数:2名。 実施報告書(pdfファイル)

ブースはきれいに使われていた
カウンターは1200(+1000のご動作)

2箇所でティッシュ付き汚物を回収
白金温泉の回収ボックス

この夏、トムラウシや十勝岳温泉登山口の回収ボックスを見る限り、携帯トイレの普及を感じていた。しかし、テント場のティッシュや残置ゴミを見るとマナーを守れない登山者は一定程度、常に 存在するように思う。ゴミ拾いや地道な普及活動を続けていくしかないと感じている(報告:金村孔介さん)


携帯トイレブース冬囲いの報告(2021.10.3)