【はじめに】 平成22年より、かながわパークレンジャーが中心になって「トイレ紙持ち帰りキャンペーンを行ってきましたが、今年度は丹沢にあるビジターセンター(宮ヶ瀬、秦野、丹沢湖、 西丹沢自然教室)と自然環境保全センターと協働で「丹沢発 山のトイレを考えようプロジェクト」を立ち上げ、山でのトイレ事情の現状やトイレマナーについてどのように伝えたらよいか皆で検討しあい、活動を進めていくことにしました。そして、10月、11月を強化月間として以下のような取り組みをしました。 ●登山者へのアンケート調査
登山届け記入のお願いの際や、キャンペーン活動時、ビジターセンター来館者、巡視の時などを利用して「(丹沢の)「山のトイレについてのアンケート」を行い、集計は事務局(自然環境保全センター自然保護課)が行いました。 ●ビジターセンターでの展示
各ビジターセンターでは「丹沢 山のトイレ事情」というタイトルで展示を作成しました。
●「トイレ紙持ち帰りキャンペーン」の実施
強化月間の期間中は10月と11月の日曜日に2回行いました。
●ロゴマークやミニのぼりの作成 親しみやすい、素敵なロゴマークができました。ミニのぼりも作り、パークレンジャーの巡視時などにザックにつけ、声かけのきっかけづくりとなり日常的に登山者に普及啓発ができます。
【今後について】 来年度もトイレプロジェクトは実施します。今後はトイレ使用の協力金(100円)もあわせて啓発し、広報の仕方も工夫したい と思います。 |