美瑛富士トイレ設置を求める
26,768人の署名を環境省と北海道へ提出


○提出日:平成18年6月27日(火)

○午後2時、「美瑛富士避難小屋にトイレ設置を求める連絡会」では、札幌市の環境省北海道地方事務所の青山所長に要請書とともに26,768人の署名を提出しました。河本統括自然保護企画官、奥山国立公園整備課長も同席のもと署名を渡し、署長は「このような趣旨で署名が集められるのは全国的にも例のないことなので重くうけとめる。今後は地元の意向を聞いたり、現地の状況を勘案などしながら対策を検討していきたい」との答えをいただきました。

環境省道地方環境事務所へ提出(1)
環境省道地方環境事務所へ提出(2)


○その後、午後3時30分、北海道庁で、佐竹自然環境課長に署名を渡しました。「国立公園の施設整備は環境省の所管であるが、地元自治体としてお願いや働きかけなどを考える。また、山のトイレを考える会と相談しながらいろいろな取り組みをすすめたい」という趣旨の回答をいただきました。

北海道自然環境課へ提出(1)
北海道自然環境課へ提出(2)


(横須賀代表より)

 6月27日美瑛富士避難小屋トイレ設置署名26,768筆を環境省と北海道に提出いたしました。午後2時からHTB・道新・読売・毎日と取材陣が控えているなか、会の上井、小枝、愛甲、横須賀の4人と高山植物盗掘防止ネット樋口さん、日本山岳会北海道支部長谷川さんの6名で赴きました。署名用紙は7束に括られ、紐で十字に結んで運びましたが署名の重みをあらためて感じながら北海道地方環境事務所所長に手渡しいたしました。その後、3ヶ月で2万筆が集まったこと、全国の大学や大雪山を愛する人々が各地で集めていただいた状況などをお伝えしました。 トイレ設置をするために必要な維持管理の体制について、避難小屋に宿泊する登山者が自発ボランティアとして参加できるような地元主導でもあり、地元に負担をかけない維持について話をしてまいりました。これから関連機関で検討していただけるものと思いますが、設置に向けてまだまだやらねばならないこともあり、引き続き活動を継続しております。


DUM