1.参加メンバー:総勢5名
2.実施日:19年7月14日(土)日帰り
3.看板取付の目的
道内の避難小屋に設置のトイレは、地下浸透式が大半であり、使用済みのトイレ紙を各自が持ち帰ること
により便槽の許容能力が目一杯使用可能になり、汲み取りまでの期間が延び、メンテナンス経費(ヘリコ
プターや人力などによる搬出)が安くなる。
4.活動概要
午前5時20分、上富良野町の十勝岳温泉駐車場から「山のトイレを考える会」の大きな幟を1本持ち5名
で出発。途中で休憩中の登山者に山の排尿、排便等についてのアンケート調査や使用済みティッシュの持ち
帰りをお願いしつつ午前9時半上ホロカメットク山(標高1,920m)近くにある避難小屋に到着。
この避難小屋や別棟のトイレは「北海道」の管理で建築後相当年数が経過しているが概ね手入れが行き届き、
特にトイレは木造で地下浸透式にもかかわらず綺麗だった。
このトイレは2室(男女兼用)有り、そのドアーと室内にそれぞれ耐用年数を比較するためアルミとプラス
チック製の注意看板計4枚をビスで岩村代表らが取付け、作業終了後小屋周辺の清掃(ゴミ拾い)を行い
午前11時下山開始。
途中、アンケート調査やゴミ拾いなどを実施しつつ下山。次の日もアンケート実施。合計101枚回収。
残念だったことは、登山道脇のハイマツ脇にウンコが入ったまま口の開いた携帯トイレが有り、まだまだ
啓発の必要性を強く感じた。当然この携帯トイレは岩村代表が担ぎおろし、駐車場のトイレにウンコを流し、
袋は白銀荘(吹上温泉)の携帯トイレ回収ボックスに投入したことは言うまでもない。
5.トイレの実態調査結果
1)トイレは綺麗で臭いも少なくハエなどもいなかった。
2)便槽はまだ左右とも2m近く余裕がある。異物は写真で確認すると若干混入していた。
6.その他
1)啓発資材として「山のトイレマナー袋」「山のトイレマナーガイド」を使用
(報告:鈴木和夫)
|