2006山のトイレデー活動(活動概要・感想など)

山域山名実施場所活動概要感想・特記事項など
道央
空沼岳万計山荘・山頂 9/2(土)4名で空沼岳で配布。9/2&3 万計山荘前にて通過する登山者に配布。
空沼岳万計沢コース
札幌岳冷水コース登山道では思っっていたより落ちているゴミも少なかったし、トイレの跡も1カ所と少なかった。また登山道脇のトイレ道は、1カ所あったが、残置物は残っていませんでした。マナー袋を配付した後、山頂にてメロンの種を捨ててあったり、メロンの皮を林の中に投げ入れた 不埒者が居たのがショックでした。
手稲山平和の滝コース大変お疲れ様ですとの励ましの声が多かった。山のトイレ問題に関心のある方が多くなった感じがした
春香山桂岡コース
恵庭岳ポロピナイコースマナー袋は快く貰ってくれた山のトイレデーの活動は大変だが継続して実施することが大事と感じた。新聞等で山のトイレ問題について多く書いてもらいPRが必用と思う
室蘭岳だんぱらスキー場上AM6時~9時まで白鳥ヒュッテ前で登山者に配布5時頃はまだ雨がちらついていましたが後に天気も回復。徐々に登山者も増え予定通りの配布ができました。
道南
長万部岳大峯温泉コース登山者はゼロだった
日高
アポイ岳冬島コース長沼山岳会二人も参加しているとの事だった。埼玉県のご夫婦は初めてこんな活動を知ったと言っていた
大雪
旭岳ロープウェイ姿見駅・小宮が足を負傷中なので、活動は登山道には行かず駅舎の出口にて行った。出口のフェンスに幟を立てて出発前の登山者へ、説明と共に袋とガイドを手渡した。 (下から登る縦走者グループもいたので、この方達の分は反さんにお願いして渡しに走って頂きました)皆さんから「ごくろうさま」「頑張ってね」という暖かい声も沢山頂いた。
・一般の観光客も非常に多い場所柄なので、一応ザックを所持している方を選別させて頂き「今日は山頂まで行かれますか?」「登山ですか?」と声を掛け、登山目的の方への配布をメインとした(一部周辺散策の方へも配布)
・携帯トイレ使った事がある、という方と持って歩いていますという方も数名ずついらして以前より浸透しているのだな、との印象を持ちました。
・登山者に合わせてと6:00スタートしたが当初はロープウェイ一台にパラパラの登山者。しかし、さすがの表銀座入口だけあって、9:00頃から人が増えて来た。
・観光客はそのまま駅舎から出て行くが、殆どの登山者が到着して必ず姿見駅で用を足してから出発していたのが印象的。やはり所要時間を考慮して各自、意識して行動しているのでしょう。
・レンジャーの方がゴミ拾いされていましたが、思ったより少なかった。ロープウェイが到着すると乗客は駅舎内でレンジャーさんからのレクチャーを聞いてから出発するのでその成果も大きいのでしょう。
黒岳山頂・黒岳登山競技大会が開催されていて、山頂がゴール。  この登山者が配布の対象となった。・競技大会が終了した頃、幟を持って黒岳石室を見に行く・再び山頂に戻って14時ごろまで配布し、幟を持って下山・ゴミ、トイレ紙は皆無だった・みなさん、好意的に受け取ってくれ、真剣にマナーガイドを見ている人が目についた・トイレ紙は持ち帰っている、携帯トイレも持っている、と言う人もいて、トイレ問題に対してかなり意識が高くなったと感じた・旭岳から縦走してきた登山者は「旭岳でもやっていたよ」と声をかけてくれ、嬉しかった。・黒岳のバイオトイレは、今年、4回ほどオガクズ交換。時々、発電機を廻す。特に設備的な改良はしていない(管理人)・7合目リフト終点の入山記録簿の所にマナー袋とマナーガイドが置いてあり、お礼を言った。受付の男性職員は、林野庁の建物なので、一度林野庁にマナー袋等を置かせて貰うことの了解を取って貰いたいとの話があった。
東大雪
ウペペサンケ山
糠平コース糠平コースの登山口に、山のトイレデーの幟をたて、出発しました。  ロングコースなので、登山者は少なく、マナー袋を渡せたのは会員だけでしたが、  テッシュの持ち帰りは徹底できたと思います。
十勝
富良野岳
十勝岳温泉登山口に幟を立て、側に携帯トイレの外袋・中袋・脱臭剤等を展示し、駐車場でマナー袋・ガイドを配布した。携帯トイレを使っている、ペーパーだけはビニール袋で持ち帰っている、という人が数人いたのが嬉しい。又、林野庁森林パトロールの二人に会い、今回のトイレ考活動をHPに載せたいと言う事で写真を撮って行きました。
美瑛富士美瑛富士避難小屋美瑛富士登山口に幟1本立てマナー袋25部置いた(3時に回収)。入林届けに昨日からの入山者9名、縦走者を足しても推定20名くらいか。今回の目的のひとつにマナー袋の配布を多くしたいので十勝岳望岳台へ移動しようと話合い移動。望岳台でロシェ田中さんと会ったのでマナー袋50部渡し、マナーガイド、トイレマップ30部づついただく。9時出発、午前中は登山者数名とすれ違ったのみ。午後1時過ぎから2時頃くらいまで分岐点通過者が多く配布はこの時間に集中した。旭川在住の外国人3名にマナー袋の使い方と意味、我々グループの目的を話す。十勝岳はどう感じたか聞くと「クリーンだよいいところだ」という、3人とも「トイレットペーパーバッグ」と呼んだ・携帯トイレは知っている。・マナー袋を受け取るとありがとうと言われる方が多い・上富良野山岳会の人も「ザックに携帯トイレ入ってるよ」と背中を指した・5年たって携帯トイレが浸透してきたと感じる・十勝岳からのコースやコースタイム時間を聞く人も多かった・避難小屋をさしてここにトイレがあればいいのにねと言われた方が3人
十勝岳十勝岳避難小屋避難小屋に幟を立て、周辺を清掃。避難小屋より上の登山道すぐ脇の岩陰に3箇所トイレ紙+αあり回収。避難小屋周辺のゴミは思ったより多く20L位回収
夕張
芦別岳山頂登山者数は少なかったが、全ての方が活動に理解を示してくれた。半面山付近でティッシュ2個所回収、その他細かいゴミもユーフレ小屋内のワインの瓶など放置ゴミを担ぎ下ろしたユーフレ小屋側の河原に当日捨てたらしいトーキビの芯とゆで卵の殻があり回収。いつかは腐るというものの美観を損ねる生ゴミも必ず持ち帰りましょう
道東
仁頃山
管理車道登山口登山道にごみは皆無、トイレ痕なし登山者が雌阿寒岳・黒岳に流れ予想の半分だった(前日のほうが多かった)
羅臼岳
岩尾別温泉コース・2つの大きなツアーが入っていた・マップの取材で訪れていた佐藤さんにもお手伝いいただいた。愛甲が羅臼平の清掃をしているあいだに三ツ峰の野営地をチェックしてもらった・羅臼平には5箇所ほどの大きなトイレ場がハイマツのかげにあり、全部で22のトイレ跡から使用済みの紙を回収した。ゴミも回収したが全体的にはきれいであった。・銀冷水にテントが1張りあった。周辺の木陰にトイレあとが6つ。紙を回収し周辺のゴミも回収した。すこしアンモニア臭があった。・弥三吉水にも、周辺の木陰にトイレあとが6つ。紙を回収し周辺のゴミも回収した佐藤さんの確認では、三ツ峰にテントが2張りあったが、周辺はきれいであったということだった。・残ったマナー袋とマナーガイドは、登山者に配布してもらうように木下小屋と知床自然センターに依頼してきた。・マナー袋はみなさんに喜んでもらえたようだ。携帯トイレを使いたいが、ここにはブースがないからという方がいた。・羅臼平は踏み出し防止のロープがきちんと張られているので、裸地拡大を抑制しているのではないだろうか。・硫黄山登山口が利用できないため、三ツ峰や二つ池に野営して、硫黄山を往復する利用が増える可能性も考えられる
道北
利尻山鴛泊・沓形コース残念ながら利尻では前日からの土砂降りと雷のため、清掃登山は 中止となってしまいました。ちなみに参加申込は23名というこれまでにない手応え!初回のトイレデー参加者が3名だったことを考えると、このトイレデーが徐々に多くの人に浸透してきたのだなあと実感できたことはとてもうれしいことでした。また来年も、地元や利尻山のことを考えてくれている周辺地域の方々とトイレデーを活用していきたいと考えております。

DUM