2010山のトイレデー活動(活動概要・感想など)

山域山名実施場所活動概要感想・特記事項など
道央
三角山登山口~山頂8時頃、頂上につき、会の事を書いた手作りの小旗を立て、登ってくる人を30分待ちました。暑さがジリジリときつくなってきたので、下山しながら、登ってくる人達に、1人ひとり説明し「マナー袋」を渡して、協力をお願いしました。「高い山を長い時間歩く時もトイレの事は、ちゃんと努力しています」頑張って下さいという女性もいました
恵庭岳登山口駐車場にてマナーガイド、マナー袋を配布。はじめは登山届記帳所で配ったが、「またザックを開けないと…」といわれたので車が到着して準備をしているところへ行って手渡すようにした。記帳所の中にマナー袋5~6枚とマナーガイド1部があったのでマナーガイドを5部追加しておいた。周辺を調査したがトイレ痕などはなかった。両山ともゴミやトイレ痕もなく、地元山岳会の尽力によるものでありましょう。また、市民登山会サポートの恵庭山岳会、札幌山岳連盟の方たちも協力していただきたいへんありがたかったです。「市民登山会」参加者の方たちとお話できなかったのは少々残念ではありますが。また両山とも登山口にトイレはありませんが、市民登山会のみなさんはポロピナイ駐車場のトイレにて事前に済ませてきたとのことでした。
イチャンコッペ山登山口恵庭岳から移動、「札幌市民登山会」20名、「恵庭市民登山会」70名(?)が登るという情報を得ていたので待ち構えた。バス3台が到着したが、一人一人に手渡すと時間がかかって迷惑になるので、サポートの恵庭山岳会の方に70部、札幌山岳連盟の方に残り12(?)部の配布をお願いした。 両団体の方とも当会の活動についてはご存知で快く受けていただけた。読売新聞の広瀬記者の取材を受けました。両山岳団体 の方に写真と取材にご協力いただいた。登山届記帳箱の中にマナー袋、マナーガイドが10枚ずつ入っていました。両市民が出発後、木村さんと二人で登りましたが、事前に恵庭山岳会の方が笹刈りをされたとのことでキレイになっていた。ゴミ、トイレ痕なし。(山頂付近にはあるかも)反射板まで行ったら100名が山頂に向かって行列しているのが見え、恐れをなして下山。
同上
ニセコアンヌプリ山の家コース朝から霧雨で、来週に延期しようか迷いましたが、幾つかのグループが登って行かれたのを見て、8時頃から活動しました。9時半から、のぼりを担いで登り始め、 降りてくる方々や山頂の避難小屋の方々とお話しすることができました。下山し引き上げる支度をしていると、23名のツアーが到着し、これから登るとのことでしたので、トイレの前で大勢の方々に、一言だけですが活動の趣旨をお伝えすることができました。皆さん、好意的に話を聞いてくださいました。登山者ひとりひとりに求められていることですからやはり同じ登山者の立場でひとりひとりと話ができるこの活動が一番効果的であると思っています。
室蘭岳白鳥ヒュッテ前ここ3年ばかり続いていた、室蘭岳の日が今年は無いそうで、当日の天気予報が雨だったこともあり、人出は低調でした。(イベントが何故中止?なのかは不明)室蘭岳の白鳥ヒュッテのトイレは清潔で問題なし。トイレ痕もなし。ゴミひろいをしながら、夏道から西尾根と一回りしてきましたが、やはり登山者はまばらでした。雨で他の登山者がいませんでしたが、登山教室に参加のみなさんには使用した紙の持ち帰りは、いつも伝えていますので十分に理解してくれました。
道南
カニカン岳登山口以前から手元に残っていてマナー袋を、趣旨を伝えて登山者へ配布した。
地元山岳会が整備してるらしく、登山口周辺~登山道周辺ともゴミや白花などは見られなかった。
夕張
夕張岳冷水コース山のトイレを考える会からもらった配布物は全て配付しました。天候が悪く、通常の土日より登山者が少なく、少数しか配布できなかった
十勝
美瑛岳・美瑛富士望岳台からの環縦走登山口駐車場にて配布しながら協力依頼、次いで避難小屋下分岐で十勝岳・美瑛岳登山者に、後は行動しながらゴミを拾いつつ配布し残りは白銀荘管理人に協力依頼美瑛富士避難小屋宿泊予定の4名パーティーは俺たちはしないからいらない…と言われた
美瑛富士避難小屋白金温コース避難小屋周辺のゴミ・トイレ紙を回収。紙は43箇所、ウンコ跡は15箇所確認。途中の登山道にも紙1箇所。この時期小さいたまり水はあるが、飲み水は取れず。トイレ紙は小屋入り口の反対側に集中してある。
富良野岳十勝岳温泉コースフロントから「こうやって配布していただけるのは大変嬉しい」とのことでした。携帯トイレ(400円)も販売しているが、すぐ傍の公衆トイレでも使用してくれるキャンパーが増えて助かるということです。500部くらい持参してもすぐなくなりそうな感じがしたので次の機会に持参します。
三段山登山口駐車場(白銀荘P)はほぼ満杯、あちこちで登山するか帰るかでグループが固まって話し合いをしていました。そこへお邪魔してトイレマナーの趣旨を説明し、マナーセットを渡すと「くれるの?」とみなさんに喜ばれました。中から緑の袋を出して「ごみ処理で燃やすときダイオキシンを発生しない、接着テープは何回でも張りなおせる優れもの。 この袋でトイレティッシュを持ち帰りましょう」とデモできたのも雨天のお陰でした。
大雪
大雪山各所層雲峡ビジターセンタ
層雲峡ロープウェイ
黒岳7合目登山事務所
黒岳石室
赤岳銀泉台登山事務所
白雲避難小屋
緑岳登山事務所
高原温泉沼コース
旭岳ビジターセンタ
風の便り工房の佐藤文彦さんの尽力により、大雪の主要登山口や避難小屋にマナー袋とマナーガイドを置かさせていただいた。
愛山渓温泉登山口大雪山関連の主要事務所や避難小屋にマナー袋と マナーガイドを置いて配布をお願いしてきました
愛山渓温泉安足間~当麻岳一周雨の中、登山中の4人パーティに4部、下山して3部 合計7部。回収したゴミ 汚れたタオル 1枚被害 全身ずぶ濡れ・デジカメ水没マナー袋100部を愛山渓温泉に御願いしました。
駐車場の外れに和式トイレ1基、・売店で携帯トイレを販売していますが、携帯トイレの回収BOXは現在有りません
北大雪
ニセイカウシュッペ山中越コース登山口に幟を立て、まずは登山口のゴミを拾う。ティッシュが凄いと聞いていたが、誰か回収したのか3個のみ。ゴミも無く綺麗だった。雨の中登山をしながら配布。ツアーが2パーティ。みなさん好意的だった。
11人のツアーパーティでは、女性のみなさんティッシュは持ち帰っていますとのことだった。
天塩岳天塩岳ヒュッテマ前雨のため登山せず、登山道の状況は不明。 登山口のトイレは、手入れが行き届いていてピカピカ。同宿となった登山者から、「天塩岳ヒュッテにしても、西別岳にしても、地方の山にトイレのある山は多い。地域の方々が努力して登山口にトイレがある。札幌市内の山は皆無ではないか。札幌で発言力のある方は、登山口にトイレを置くことについて、努力してほしい」ということでした。
平山白滝コース札幌から日帰り登山で出発時間が遅かったので、下山する人を対象にPR。1737稜線分岐で休息がてら、平山から下山する人と反対方向の比麻良山方面から下山する人にPR。その後平山山頂に向かい、下山者にPR。登山者が少ないせいか、駐車場、登山経路のゴミは少なかった。登山口、登山道とも、トイレ痕、ティッシユなどは見当たらない。ゴミは駐車場と登山道で、リングプル(2個)、ビニール片、プラスチック片、紙片など、レジ袋(小)に入れて余裕がある程度。
下山中の人にパンフを渡すと、話は聞いてくれるが、ザックを降ろしてパンフやマナー袋を仕舞わなければならず、急いでいるところに面倒をお掛けするので、ちょっと心配しながら下山したが、途中でトイレパンフが山のゴミに化けた場面は無く、当たり前の事なんだけど、ちょっと嬉しかったりする
道東
仁頃山管理車道コース仁頃山山頂で幟を立て登山者を待つ。下りでゴミ拾いを考えていたが、ゴミは皆無だった。普段から愛好会会員の皆様がごみの回収をしているためか
道北
利尻山鴛泊登山口
長官山避難小屋
登山口に会の幟を立て清掃登山を実施。ヘリによる積み下ろしの協力を得られたため、長官山周辺の 埋設ゴミを集中的に回収(ゴミ袋大17)。ルート間のティッシュ痕29、携帯トイレの投げ捨てはなし。
あいかわらず低標高での多数のティッシュ痕が目立つ。登山道整備にあたっている平井建設さんからの作業員、登山者の飛び入り参加とうれしい協力あり。終了後、参加者アンケートを実施
本州
蔵王連峰
刈田岳~熊野岳
刈田山頂レストハウス前毎年恒例の蔵王清掃登山隊に山のトイレ問題を提起すべくマナー袋、マナーガイドを配布した。参加者は熊野岳までの往復路落ちているゴミを広いながら登山しました観光山岳域であるが、ほとんどゴミは見られなかったが、吹きだまり他所や、人目につかないところにゴミは堆積していた
蔵王連峰
南蔵王縦走コース
刈田峠
南蔵王登山口
蔵王連峰で最も人気の南蔵王縦走コース。登山口でマナー袋・ガイドを入山する方々にマナー袋、マナーガイドの解説をしながら配布した。参加者は蔵王の自然を守る活動に理解と示していたようでした。縦走の休息点の視界に入らないところには、残念ながらトイレ痕、テッシュ跡が時折見られる。早々に、山の問題を解決する方法として、携帯トイレの活用とバイオトイレの設置のいずれかを決定し実施することを強く感じた。

DUM