2015山のトイレデー活動(活動概要・感想など)

山域山名実施日活動概要感想・特記事項など
道央
八剣山9/6駐車場はほぼ満車。登山口に幟を立てて登山開始。道の両脇を最近草刈りした痕跡がありました。下山してくる登山者にすれ違いながらマナーガイドを配ります。山頂に着いたら誰もいなかったが、続々と若者グループ、年配の単独登山者、ご夫婦連れ、家族連れなど、幅広い年齢層の方たち、9割方は初心者風で、快く受け取ってもらえた。中には「携帯トイレは持って歩いているけど、使ったことない」という方も。11時に下山開始、今度は登ってくる方たちに配る。登山道にトイレ痕、ゴミなどはありませんでした。
定山渓朝日岳
藻岩山
9/5朝日岳の岩戸口着8時。登山口に幟を立て4人で8時40分登山開始。 爽やかな風と 気温、サラシナショウマ満開の美しい森林が気持ち良い。ゴミが無く拾うものな し。山頂で20分休憩し反対側豊林荘コースへ出た。河童橋散歩道 を経由して戻 ろうとしたが交通止め、仕方なく国道側を歩く。
登山者ゼロで配布できなかった ので、藻岩山に移動する。13時慈恵会登山口到着、1時30分から1時間で100部配布。気持ちよく受け取っ てくれる登山者や励ましてくれる登山者などに、初めて参加 の皆様はご満悦で した。 藻岩山慈恵会登山口トイレ前に動物による噛み跡のあるゴミが散乱していたので 回収、駐車場に落ちていたゴミは僅かだがこれも回収。
トレラン(水沢)さんの話から:すれ違う人に挨拶しながら走るが、それ でも批判的な態度や罵言がある。自分たちはどーしたらいいのか、途 方に暮れる。彼の登頂タイム21分!普通の登山者なら1時間から2時間。若者から年寄りまで 様々な利用者に、様変わりが嬉しく感じられた。
空沼岳9/67時、登山口到着。登山口に幟を立て2人で活動開始。登山者に配布を行うと共に合間を見て登山口周辺の清掃を行う。登山口付近ではトイレ痕のゴミは見当たらず、わずかな紙ゴミ及びビニールゴミを回収。昨年は登山口に加えて万計山荘前でも活動したが、今回は登山口のみの配布でした。駐車事情が悪くなったことで去年に比べて登山者減っているのかなと思いきや、5~10分おきぐらいにパラパラとコンスタントに登山者があらわれホッとしました。本日はソロや2人組の登山者が多く、団体は少なめ。みなさん概ね好意的に受け取ってくれました。
空沼岳9/12
~13
万計山荘のトイレは、清潔に維持されていて気持ちよく利用していただいている。初心者が多く訪れる別の山では、どうしてよいのか分からないのであろう。山中にトイレ痕を見ることがあったが、万計山荘のように山中にトイレがあればそういうことはなくなるようだ。登山口への経路上に(除雪センターそば)公衆トイレがあることもよく知られているのではないか。
樽前山8/296時50分登山口到着。登山口に幟を立て、4人で7時20分登山開始。ガスの中、東山まで行って下山。5合目ゲートは8時前に閉鎖。9時50分から登山口でツール類の配布開始。登山口周辺のゴミも回収したが、昨年よりも少なかった。目標の100部を配布して12時解散。家族登山など初心者が多い山なので、マナー袋とマナーガイドを配布。トイレマップは配布しなかった。皆さん好意的に受け取ってくれた。
徳舜瞥山9/6今年は前年の状態から8時少し前から始めたが、すでに車7台駐車あり、登った後だった。その後もどんどん車が上がってきて、9時20分で40枚のパンフセット全て完配する。今年は全員説明を聞いて受け取ってくれた。このような活動を知っている方もいた。パンフがなくなった後からも車が来て、駐車場が一杯で、一時駐車場の整理係をする。出発時30台あった。9時37分登山口発~頂上着(11:20-12:05)~登山口13時3分下山後、山のトイレデーの看板を片付け終了。本日の登山者60名を超えていた。登山口、頂上にも、ゴミは見当たらなかった。登山道で飴の包み紙一つ回収だけ。頂上周辺にティッシュはなし。ホロホロ山には行かなかったので不明。
羊蹄山9/66時幟を立て、登山口駐車場に次々と集まってくる登山者に会の趣旨を説明しながら配布。登山道チェックをしながら、1~8合目で休憩される方に手渡す。(予定の60部終了)皆さん、気持ちよく受け取ってくださいました。山のトイレを考える会をご存知の方2名。携帯トイレをいつも使用してますという方3名。東京からの団体さん10数名は常に携帯トイレ持参だそう。登山道の清掃をしていると、「僕もこれからします。」と言ってくださった方2名。休憩場所から2~3メートル先の藪には、なんと空のペットボトル3本(7合目と6合目)その他のゴミ(カラス片、腐食した空き缶、アルミ箔、リングプル、ビニール、タバコの吸殻他)。ティッシュ痕4ヶ所(7.6.5合目)、汚物にティッシュ載せ 1ヶ所(6合目)。4合目あたりで出会った家族4人連れの5歳の男の子は、「どうしてゴミ拾ってるの?」と聞いた後追いかけてきて、「はい」と飴をひとつ手渡してくれ、疲れが吹き飛ぶ気がしました。16時下山。登山口駐車場清掃、後片付け終了16時30分。9合目の避難小屋管理人さんに、小屋トイレの使用状況を伺う。小屋使用時全員に 使用済みトイレットペーパー持ち帰りをレクチャーしているので、ほぼ、持ち帰られているそう(何時もの習慣でうっかりの方もたまにいるそう)。北海道の山トイレとしては初めてのTSS(土壌処理)方式の設備を環境省と業者の方が点検に来て見たところ、2槽3槽の水分は透明になってきて順調に処理されているそう。
恵庭岳9/6当初は空沼岳を予定していたが、恵庭岳に変更。恵庭岳で40部を配付した後に、樽前山に移動し、のぼりを設置。小学生の集団にトイレ問題について話をする。
塩谷丸山9/12小雨模様のなか、男性14名、女性9名がみえられ、9割が20代~30代の若い人たちでした。トイレの話をすると、簡易トイレに寄っていく人もいました。皆さん、気持ち良く受け取ってくれました。
夕張岳7/25「旧産他地域子ども交流事業」という行事前夜の一時をもらい、翌日の夕張岳登山に備え、未来の登山者となる幼児・小中学生たち20名と父母へTシャツを見せて、山トイレの会の存在をPR。ティッシュペーパーがいつまでも溶けないで白い花になること、出発前に用を足そう、山中で用足すことになったらマナー袋を使ってティッシュやゴミを持ち帰ろう、などを講話。
羊蹄山9/5
~7
初日は比羅夫コースを山頂まで出会う登山者に啓蒙活動。ヨレヨレの人には話ずらく避けた。6日再度、ヒラフ登山口で幟を立てて活動、すでにもう1つ幟が立ててあった。キャンパーから女性1人がトイレ活動して登って行ったと言っていたので駐車中の車にガイド、マップ袋をステッカー。7日:なかよしさんが真狩で活動していたので、少し離れて配布。中には”ありがとうございます”と礼を言う人もいた。喜茂別と京極に回り、車にステッカー。 小屋から上がった外輪のハイマツの中に異物があった。以前だが喜茂別コースの9合目の登山道の、ど真ん中にテイッシュと銀バエが乱舞していた。やはり登山口にトイレの無い、喜茂別と京極にはテイッシュやゴミ類が見うけられる。幟は真狩登山口に立てたままで9/13日に回収の予定。目標のマップ、ガイド、袋、各100部を配布した。
日高
ペテガリ岳9/2平日で午後にペテガリ山荘に到着、同宿の登山者5名に配布。ペテガリ山荘は静内山岳会の手入れが行き届いてました。
道南
駒ケ岳9/5トイレは6合目登山口に設置。男性用と女性用に別れています。ゴミは無し、トイレは汲取式、時々薬剤等を散布して管理されている模様今回はせっかく作ったパンフレットを無駄にしないように配布させて頂きました。尚、以前に参加した時に比べてチラシ等が増えています。エチケット袋とトイレマップだけでもいいのではないのでしょうか?皆さん受け取ってもすぐにザックに入れて出発していますのでゴミにされかねません。又、いろいろとチラシにかけるお金があるならば購入できる数は少ないでしょうが携帯トイレその物を配布した方がいいように思いました。
大雪
旭岳9/5
~6
ロープウェイ姿見駅舎内でマナー袋の説明と配布。登山者に携帯トイレの持参を薦めた。レクチャーでトイレについて説明。マナー袋とマナーガイドは、過去の在庫を追加して配布した。ロープウェイ山頂駅車内に常設カウンターがあるのでトイレデイに限らず、在庫がある限り配布をした。登山者(特に縦走者)に携帯トイレの準備を薦めているが、持たずに行動する登山者も多い。旭岳では、特にニセ金庫岩、旭岳石室周辺での排泄が多いため携帯トイレ及びトイレブースの利用を積極的に薦めていきたい。
黒岳9/6黒岳七合目~山頂迄は登山客も多いので綺麗に管理が行き届いてます。汚物等は無し初めて参加させて頂きました。登山記録会には老若男女220名程来てましたので、さっさと上がり一番に麓に下りて待ち受けて配布しました。大方は好意的に受け取って貰い、色んな方々と話し、良い体験が今日の収穫です。有り難うございました!
大雪高原温泉9/13
小雨模様のせいで、ザックカバーをしている人が多く、カバーをはずして、ザックの中に入れてもらうのが気になって、多くの人に配布出来ませんでした。
忠別岳9/5
~6
すぐ目の前にトイレがあるにも関わらず、避難小屋の周辺にトイレ痕多数。これらに惹かれてか、クマの糞も小屋そばにひとつ申し訳ありません。呆れるばかりで回収などの処置ができませんでした。小屋の前の広場に焚き火痕まで見つかり残念、無念
十勝
十勝岳9/6前日白銀荘泊。望岳台登山口に幟を立てたあと、ミーティング。8時発。ゴミを拾いながら下りの人に配布、呼びかける。避難小屋周辺でガラス片、空き缶など回収。登山道のゴミは少なかった。20人ほどの百名山ツアーが登ってきたが、配布できず、30部ほど足りなかった。十勝岳は隠れる所が無いので、女性にとっては大変。避難小屋に携帯トイレブースがあればと言っていた。皆さん好意的に受け取ってくれた。若い大森さんが主に配布。呼びかけも徐々にスキルアップ。上手くなった。若い4人が十勝岳初登頂。楽しいトイレデーだった。
美瑛富士避難小屋9/5美瑛富士避難までは水無川から行く。小屋周辺の清掃では新しいトイレ紙3か所と現物1か所、ほかゴミが数個あっただけでした。当日下山途中で遇った登山者を入れると15名が小屋に泊まった模様。宿泊者のほぼ全員が携帯トイレを所持。本州からの登山者も持参していました。登山道にはゴミなし。 遭遇した登山者は20名ほどだったが、携帯トイレの浸透を感じた。今後も地道ながらより浸透を図って行く必要はある。
道北
利尻山9/7登山口に会の幟を立て清掃登山を実施。ティッシュ痕・投げ捨て携帯トイレ、ゴミなどの回収。マナーカードの配布による登山者への啓蒙活動。トイレ痕の記録。参加者アンケートの実施。ティッシュ痕19、トイレ放置1と少ない印象(雨天の影響?)。低標高のトイレ痕も減少傾向。マナーカードは渡す側、渡される側ともに好評。活動参加の常連高齢者が引退→低標高活動も今後の視野に。

DUM