携帯トイレ使用記集
(Last Update : 2001.9.2)



 携帯トイレはまだまだ歴史も浅く、使ったことが無い人も多いと思います。携帯トイレを使用する抵抗や不安も多いのが事実だと思います。このページでは、携帯トイレを使ったことのある人の感想や携帯トイレについての意見、提案などを掲載します。
 匿名で掲載しますので、どしどし管理人宛にメールでお知らせください。いつどんな場所で使用したのか、使用後の携帯トイレとウンコはどうやって持ち帰ったか、どうやって最終処分したのかなども知らせいただければ幸いです。

投稿していただいた方、ありがとうございます!
                       ※青いバーは男性、赤いバーは女性からの一言です
NO12.お茶缶に入れ横浜まで持ち帰る


  2001年7月に、はじめて裏旭で使いました。不安だったので自宅で練習をしてから行 きました。使用感は幼い頃の「おまる」の感じで懐かしかったし、罪悪感が無いこと が一番うれしかったです。 持ち帰りはやはり破れることが怖かったので古いお茶缶を使いました。蓋の所を布の ガムテープでしっかり巻きました。(布なので一回はがしてもまた使えます)缶をビ ニール袋に入れてザックの中に入れました。臭いも破れも心配なかったです。 処理方法は、自宅(横浜)に戻って中身だけをトイレに流しあとは可燃物に出しまし た。あ、使う前に一番下にトイレットペーパーを少し多めに敷いておきます。こうす ると中身を捨てるときに全部捨てられて気分が良いです。 ただ私が購入した携帯トイレは段ボールみたいなものが輪になっていたのですが、雨 に降られて最終日にはよれよれになってしまい立てるのに苦労しました。皆さん濡ら さないようにご注意を!

NO11.携帯トイレの普及には「回収ボックス設置」と「脱臭」!


 13年7月20日~22日にポロシリに行きました。登山者の大多数が通るヌカビラコースでは、林道 の終点である取水ダムの管理棟の周りの多数の「ブツ」が見られます。 現在「日高山脈ファンクラブ」で実施しているアンケート調査「幌尻岳を糞尿で汚さない為のアン ケート」でも、取水ダムに簡易トイレを設置して欲しいという回答が寄せられています。 また、本州からの登山者が多いこの山で、携帯トイレを普及させるには回収ボックス の設置が必要だと思います。

携帯トイレについて
 毎回、サニタクリーンを使っていますが、今回は腹の具合が悪く1日に2回ほどしまし た。便が非常に柔らかくにおいも刺激的で、ジップロックなどで密閉しましたが、 ザック全体に刺激臭が残りました。いままでは固形物であまりにおいも気にならな かったのですが、今回はたまりませんでした。携帯トイレの普及には「脱臭」が決め手になると思いますが、いかがでしょうか。 みなさんはいかがですか。アンケートの結果でもにおいが気になるという回答があり ました。

NO10.携帯トイレは食わず嫌いですよ!


私も40年くらい山登りをしておりますが、正直それまで、私もキジ打ちには余り意識を持っていません でした。山のトイレを意識するようになったのは20~30年振りに登った利尻やトムラウシの昔と違った酷さを目の当たりにてからです。 一昨年札幌の秀岳荘白石店で携帯トイレを見つけて使っていますが、初めは洋式トイレに馴染んでいるせ いか少し抵抗感がありましたが、使ってみると子供の頃ポットン便所の感覚と同じですぐなれました。 要は喰わず嫌いと同じようなもので、使うとな~んだこんなものか!といったところです。(女性は、心 理的なものもあるかと思いますが。)
今改めて携帯トイレ(商品名「NEWサニタクリーン」)を物置から出してみてみると、私が使い始めた のと表示が変わっていますね。今は「便座に包み込む」となっていますが山向きではないですね。確か以前は「4本の割り箸状の物を四隅にたててそれに上部を巻き込む」となっていたような気がします。私の使い方は、底から10㎝位まで上部を4辺とも均等に外側に巻き込むと4面の壁が出来安定しますので、この方法をとっています。
山のトイレの設置については、設置費やランニングコストについての関係機関など思惑や、さらには水や 電気を必要としない寒冷高所に適した山岳用トイレの開発など解決すべき課題は多いし時間もかかることと思います。しかし、一部の山では現状を放置できないところまで来ているのです。この原因者は殆どが登山者であることを我々山に登らせてもらっている者は常に意識をする必要が有るのです。特に年間何千・何万人と入山者がある山では、山にトイレが無いからどこでしてもキジ打ちしても良いという事にはならないのです。(本質的には人数に関係は有りませんが)
そこで山を愛し登っている皆さん、山岳トイレの設置を待ってはおられません。是非トイレのないところでは携帯トイレを使おうではありませんか。そして、この本道のすばらしい山岳や自然景観を今よりすばらしいものにして私たちの子供や孫達に引き継いでいきましょう。

NO9.利尻山にて


  登山口には2つの箱が置いてあった。一つの箱には白いビニール袋の中に紙おむつのシートが入っている便袋が。もう一つの箱は使用後の回収箱。袋には使用方法として、使用後に中の汚物をトイレに捨て、シートは可燃ゴミとして処理する、と書いてあった。登山口に回収箱があるのは正直言って、ありがたい。

NO8.祝 携帯トイレ初使用!


 富良野岳への途中、腹具合が悪くなり、ついに開封と相成りました。人がほとんど来ないので、青空のもと、十勝連峰のパノラマと眼下の紅葉と美瑛の丘を眺めながら尾根の分岐上で罪悪感もなく堂々といたすのは、じつに気持ちの良いものであります。その後の物も、層雲峡センターでいただいた密閉パックにより匂いもなく、よいおみやげとなりました。密封したあと手に持ったときの暖かさは、生きている証を実感できます。

NO7.はい!お土産


因みに私が使用した携帯トイレはネイチャーコールです。付属の処理袋+外袋で匂いも漏れず、ザックの中で快適に過ごせた様です。自宅に着いて、かみさんに「はい!お土産」って渡したらえらい怒られてしまいましたが・・・・ .。場所は札幌岳~空沼従走路笹刈り当日です。 そうです私のザックにはウンちゃんが静かにお休みしておりました。 当日参加の皆さん!臭いました?全然臭いませんでしたでしょ! 製品名はネイチャーコール。処理袋5枚と収納袋2枚のセットで980円でした。 ワイルドワンで購入。 最終処理は自宅へお土産として持ち帰り、一般ゴミと一緒に出しました(可燃ごみ) 使用感は今までキジウチに慣れている方であればまったく問題ないとおもいます。 ただ、配布方法で無償配布は避けた方が良いように思います。 携帯トイレその物を山中に捨ててくる不届き者がいるそうですし・・・ 自ら購入した方はそれなりに意識を持っている事だと思いますが、無償配布でもらった方が 最終処理をどう考えるかが心配でもあります。

NO6.前後キョロキョロ、いつもドキドキ


  フォーラムに参加するような意識の人たちの間では、紙の放置をしないと言うことは当たり前になってきていると思います。ただ、あのような場所で流れに逆らうような意見はなかなか言えないのではないでしょうか。
 私は誰でも登れるような山にしかいけません。そんな登山者いっぱいの山の中でトイレに行きたくなったら場所探しが大変。前後をキョロキョロしながらベルトをはずし耳を澄まして物陰でしゃがむのと同時に人の気配がしたら、即中止。失敗したらどうしよう・・・・いつもドキドキです。そんな中で携帯トイレを使う時間がありませんで、まだ使ったこと有りません。
 札幌近郊の初心者の山で私が今までに見たくないものを見たのは、銭天、風不死、無意根山、徳舜別山、オロフレです。 登山口にトイレのある山では少ないですね。有料でもいいから登山口にきれいなトイレが欲しいです。

NO5.牛乳パック利用


  私は山登りの時、牛乳パックをいろいろ利用します。 たとえば、パンをつぶれないように入れていく。テントの時は 開いてまな板にする、コンロの風除けなど・・・。 牛乳パックはどうでしょう。使用後の携帯トイレを密閉できるビニール袋に入れた後 のケースとしてですが。 どこにでもあり供給が簡単、二次利用になる、などが利点です。

NO4.山トイレ諸々私見


 自分としてはレトルトに入れてさらにアルファ米の袋に入れて、ゴムで縛ればいいと 考えていました。(大だけ、もちろん空のもの) アルファ米は尾西食品を使っていますが袋が丈夫で口が狭いので良いと考えたので す。廃物利用だし…。見えないし。 そのあとの処理は燃えないごみに任せるのでしょうか? 生ごみみたいなものだから。
 我慢、も積極的に使うべきかも。大縦走するようなところがないですからね。ううっ、歯切れが悪い。
 小は見逃してほしい、というのは男の甘えでしょうか。 なるたけ他の人と重ならないように休憩不適な登山道上で、沢は避けて、笹薮の中 で、崖の上で、しております。(懺悔)
 昨年、日高の稜線で試みに数箇所のキジ場のティッシュをいくつか持ち上げてみたと ころ、意外にあとかたもないのです。富栄養化の観点からはあとかたもなくなればよ い、というものではありませんがオーバーユースゆえに出てきた問題だなあと思いま した。
 個人的な意見ですが、美瑛富士小屋ではヘリで上げ下げ出来るトイレを設置してほ しいです。すぐ脇のナキウサギに絶対悪影響が出ていると思います。道内の人は持ち 帰ればいいのですが、内地の人が来たら「こんな山奥なら、そんなに人も来てないだ ろう」と思いがちだとも思うのです。
 それと、札内川八の沢出合も必要だと思います。ある意味いろんな人が来ています。

NO3.丈夫な布の袋にしまって持ち歩く


  ところで【山での糞尿持ち帰り】って本当は是非しなきゃいけない事だと思うんですが、持って帰ろう!と意気込みだけではなく具体的な方法を検討しませんか?
私が考えるのは、今の所は簡易携帯トイレの利用とそれを補う入れ物を考える事。ザックの中で破けるなんて想像に耐えがたいぃぃぃ!ので、やっぱ外に括り付けるのがベターですよね。皆さんは携帯トイレはご覧になった事ありますか?少しばかり強度に不安が残るんです。だから外に括っても引っ掻けたりしたら、、、ぎゃぁぁぁぁぁぁ!(失神)で、タッパーの利用?とか考えたんですがガサバるし内容物は液体がゼリー状になってるか半固体だから形状は変わる。で、ビニール袋の何重かにした物で包んで丈夫な布の袋にしまって持ち歩けば中身は見えないし、引っ掻けても安心ザックにも括り付け易い。いかがなもんでしょう?

NO2.女性の皆さんへ(漁岳にて)


  女性の皆さんへ、携帯トイレ使用実験報告。  きのうの漁岳で、「携帯ミニトイレプルプル」を試してみました(小のみです)。 結果OKです。値段も安いし(160円)、コンパクト。ちょっとどきどきしました が、一度やってみると次はぜんぜん平気かなって感じ。後ろめたさから解放されるメ リット大。持ち帰って可燃ゴミで処分できます。もちろん念のためウェットティッ シュもお持ちください。

NO1.突然、ドカ~ンと!(白水川遡行中)


  遡行途中、いきなりドカンと来たんです。ちょっとは我慢したんですが、とてもそんな場合ではなくて、皆に先に行ってもらい、Aさんに紙を借りて、携帯トイレの登場。秀岳荘で売っている、緑色の袋のやつです。 袋の口はかなり大きく開くので、狙いを外すことはまずないでしょう。 ただ、男性のかたは、小のほうのはみ出しに注意。 中の高分子吸収シートの性能はすばらしく、今回、かなりゆるゆるで、小のほうも 一緒にしたにもかかわらず、中身は一切もれませんでした。 においも、ほんの僅か匂うようなきがしますが、ほとんど気がつかないレベルです。 というわけで、非常に使える、ということを確認した次第です。