2010羅臼岳,大雪,美瑛富士トイレ調査

                    報告:風の便り工房  佐藤文彦


              
佐藤文彦さんが2010年に羅臼岳、ヒサゴ沼避難小屋、白雲避難小屋、美瑛富士避難小屋のトイレ状況がどうなっているか調査してきた報告をホームページに掲載しました。佐藤さん、ありがとうございました(山のトイレを考える会)


              
○7月17日 羅臼岳

 羅臼平は快晴で快適でしたがいつものトイレ道は健在で、ウンコ跡も同じでした。つい最近の跡かなという感じでした。この場所で野営する登山者は携帯トイレを持参していない方が多いのかなと感じました。乾燥していたので下山時に回収。

○8月14日 ヒサゴ沼避難小屋。

 トイレにはトイレの会の清掃道具がセットされておりました、管理人が不在の割りには清潔に使用されていました。トイレの会のお願い文書が一枚だけ、何を書いてあるのか解らなくなっておりました。写真のようにトイレの建物自体の老朽化が進んでいるように見受けられ、土台や基礎部分などもそのように感じてきました。

○8月17日 白雲岳避難小屋

 シーズン中2名の管理人がいるので、さすがにトイレ室内は清掃されていました。ただ、写真のように裏側の便槽の中は登山者の捨てたごみ類が偏っていました。登山のルールと登山者のマナーがある程度の高さになるのは、もう少し先なのかなと思ってきました。

○8月20日 美瑛富士避難小屋

 小屋内部はいろいろとゴミに近いものからテントのポールまで(忘れものとは思えないんですが)置かれていて清潔とは言えない状況でしたが、いい方だと思います。テン場の所々にトレペの使い残しがありましたが、ここ何日かの天気のせいで乾燥していて回収はしやすくなっていました。

1.羅臼平ウンコ跡他5箇所

2.ヒサゴ沼避難小屋トイレの中、清掃され綺麗だった

3.ヒサゴトイレを支える土台が老朽化している

4.白雲岳避難小屋、便槽の裏側はゴミが集積している

5.美瑛富士テン場のトレペ、乾燥していたので回収し易かった