(調査日:2016.8.27)
報告:風の便り工房 佐藤文彦
(写真1) | 相変わらず見てくれのかっこいい黒岳石室バイオトイレだ。完成時は前のトイレと比較して見た目も、機能も100倍も違いそうな感じを受けて、かなり期待したトイレだったんですが… |
(写真2) | 西側から見た黒岳石室全景。今シーズンは小屋と別館の間に、管理人さんがチベット風のタルチョを架けていた。雰囲気も含めて、何か懐かしかった。ここは大雪のバッティ(茶店)かな。 |
(写真3) | このトイレも、やはり外国人対策で使用方法を、英訳してある。日本語だけではトイレだけでなく登山地図、標識、注意喚起看板などの外国人対策が必要な時代になってきている。 |
(写真4) | 協力金お願いポスター。協力金の成果があまり思わしくなく、ポスター制作となった。トイレがないと困るのは、登山者本人なんですけどね。 |
(写真5) | 協力金箱も半分程度入っていた方がいいんではないかと思うが…これだけ上まで満杯だとどのような受け取り方をするものでしょうか。いつもこの程度入っておればいいんですけどねぇ。 |
(写真6) | トイレ内部は良く清掃が行われている。200円の協力金をいただくからには、最低限の気遣いとは思う。見てくれの良いトイレに合わせた内部といえるかもしれない。 |
(写真7) | トイレットペーパーホルダーもなかなかきれいに清掃してある。黒岳石室の管理人さんたちが、合間を見つけて清掃しているんでしょうかねぇ!数年前に管理人さんが便器から汲み取っているのを見たことがあり、感心したのを覚えています。 |
(写真8) | 便器もこれだけキレイにしていると靴で上がる登山者はいないだろう!黒岳トイレ便座と蓋は今シーズン、新しいものに取り換えてあるから、一層キレイに見える。 |
(写真9) | 便槽内部の状態。オガ屑も良好な状態だと見てきた。黒岳のトイレも、トムラのように大きなソーラーパネルが設置されていればボタンを押すだけで、自転車の代わりができるのだが。この拡販用自転車漕ぎが…という声が聞こえないでもない。 |
(写真10) | 便槽内部のオガ屑拡販用の自転車を漕いでいると、今回のようなオガ屑が良好な状態で維持できる。 |
(写真11) | オガ屑屎尿処理後のビニール袋集荷所は、トイレの裏手。一つずつ重量を測り、シーズン終了後にヘリで地元まで下げる。重量を図っておかないとヘリの吊り下げる制限をオーバーすると大変なことになるから、あらかじめ制限以内にトン袋に詰めておくのだ。 |