報告:山のトイレを考える会 平井裕子
9月21日、ニペソツ山の前天狗まで行ってトイレ紙、ゴミの回収をしてきましたので報告します。
(写真1~2) 二ペソツに行ってきました。ごみはあまりありませんでしたが、前天狗からニぺに向かって左側の視界 から外れたところに6箇所のティッシュと汚物2がありました。
(写真3~7) 登山口にあるトイレ(男女1個ずつ)の女子トイレにはティッシュがこびりつき、掃除用バケツには ゴミが入っていました。便槽はティッシュが水分を吸って容量を増していました。 一人ひとりが自分のティッシュを持ち帰るようになるといいなと感じました。
(写真8~9) 携帯トイレ回収BOXがトイレ前にありました。鍵がかかっていて鍵番号を知らないと使用できません。
(写真10) 登山口には土曜夜から前泊の車があり、朝5時ころには列をなしていました。日曜15時半に下山した 時は数台になっていました。登山口付近林道両側を清掃、路肩にティシュ1、汚物1回収しました。 登山道のゴミはピンクテープの切れ端が一番多く、飴の袋、プラスチック容器、タバコの吸殻、 ビニール袋等でした。
(写真11~15) 前天狗の携帯トイレブースは綺麗でしたが、小屋裏のふみ跡を辿ると、3箇所のティッシュ汚物2が あったので回収し、二重の不透明袋に入れてからジップロックで密閉して持ち帰りました。
(写真16) 前天狗でガラスを拾っていると「どこかの山岳会ですか?」と聞かれたので、「山のトイレの会に入って います。」と答え、知らないとのことだったので、黒岳がオーバーユースで処理も大変なことを話すと 驚いていました。ティッシュ持ち帰りについては、いつもビニール袋意を持ち歩いているとのことで、 手持ちのマナー袋、マナーガイドを渡すと、後でよく見ますと気持ちよく受け取ってくださいました。