実施日:2017年7月29日(土)~30日(日) 報告:山のトイレを考える会 仲俣善雄
トムラウシ南沼汚名返上プロジェクトでは、2017年、構成メンバーで分担してアンケート調査を実施します。構成メンバーである山のトイレを考える会が標記日程で調査、その報告です。 テントは20張。アンケートを20枚回収しました。(担当:小枝正人・仲俣善雄) |
1.富村牛小中学校の生徒11人がトムラウシ山に登頂!
たまたま、新得町富村牛小中学校の生徒11人を含め26人のパーティが登って来ました。テントは6張。活気のある賑やかな野営地に一変、笑い声が響きました。この団体は「トムラウシ少年グリーンクラブ」で1972年結成、奉仕と自然体験を柱とし、先生、町内会、父兄も指導者として一緒になって活動しているようです。 |
2.携帯トイレブース 2002年に十勝総合振興局で設置、15年経過しました。老朽化してメンテナンスも大変です。特にドアが開きづらい状況でした。 |
3.トイレ道調査とティッシュ回収
一番使われているのは携帯トイレブースの横から伸びているトイレ道。すぐ後ろに大きな岩がありそこがトイレ場。今回も朝に携帯トイレブース前に4人ほど並んでいたが、待ち切れずトイレ道に行く人もいました。トイレ道は長いもので約120m。岩陰を目指して遠くても行く。新しいトイレ道は細く切れ切れになっているのもありました。 |
4.携帯トイレキャリングバック 今回、使用済み携帯トイレを持ち帰る外付けバックを二人とも持って行きました。仲俣は今までも持っていましたが、少し小さかった。今回持って行ったモンベルの「ガベッジバック・4リットル」はよかったです。2回分が余裕を持って入った。臭いも殆どなくザックに入れないので安心。小枝さんは同じくモンベルの「ポケッタブル・ライトポーチ」。結論は価格もリーズナブルな「ガベッジバック」に軍配。用を足す時に携帯トイレとトイレットペーパーを入れて行くのにも便利。他にもいろいろな製品があると思います。 |
5.短縮路バイオトイレと回収ボックス
トムラウシ温泉「東大雪荘」前に公衆トイレがある。そこの回収ボックスには携帯トイレが半分ほど。残念なことにゴミが投棄してあった。 |
6.テント場・トイレ道等の調査 GPSと俯瞰写真を使って登山道、テント場、携帯トイレブース位置、トイレ道等を調査しました。 |