幌尻山荘排泄物担ぎ下ろし2014


2005年から毎年数回実施。10年目の排泄物担ぎ下ろしに日帰りで参加

コース名額平川コース
登山日2014.9.15(月)
天候晴れ
所要時間北電取水ダムから幌尻山荘まで 登り:1時間25分 下り:1時間55分
参考タイム【7:45】取水ダム(45')四ノ沢(40')【9:10】幌尻山荘【10:10】(1゜00')四ノ沢(45')取水ダム【10:45】   ( )は休憩時間含む
トイレ情報シャトルバス終着点の仮ゲート前駐車場に仮設トイレあり
山行メモ今回で7回目の参加となる。朝、自宅を2:40発。Hさんを拾って平取町振内の山の駅へ。集合時間の約1時間前に着く。日帰り組のリーダーだった幕別のYさんが風邪で体調が悪いので参加できないとわざわざ遠い所車を走らせて来てくれた。6:10に7名を乗せてワゴン車が出発。北電取水ゲートまで1時間20分で着く。額平川は増水しておらず、最高で膝上だった。取水ダムから入渓し約1時間30分で幌尻山頂着。2泊3日組によってし尿の汲み取りから一斗缶へ詰める作業は全て完了していた。恒例の儀式であるカレーも準備ができており、我々はカレーを食べて運搬するだけ。今年は長雨の影響もあってし尿もいつもの年より少なかったようだ。皆んなで分担してし尿を担ぎ、集合写真を撮って下山することに。額平川をゆっくり、そして休憩を取りながら慎重に渡渉を繰り返し、約2時間で取水ダムに到着した。高橋事務局長が運搬したし尿の重量を測り、軽トラに積む。マイクロバスが仮ゲートまでしか来れないので、ワゴン車でピストン輸送する。ワゴン車がなかなか来ないので、皆さん林道を歩き始める。私はSさんと仮ゲートの1km手前でワゴン車に拾われる。Sさんと久し振りの再会。楽しい山談義で林道歩きも苦にならなかった。振内までのワゴン車の隣に座った方が道新カメラ部のKさん。登山道整備なども取材している人だった。振内の鉄道公園にあるトイレの便槽で最終処分となる。便槽に投入する時にウンコまみれにならないスキルが必要だ。私は過去何回もやっているので慣れたものだ。最後に高橋事務局長から挨拶があり解散となった。
高橋事務局長
のコメント
日本百名山【幌尻岳】の中腹にある幌尻山荘では、登山者排泄物による山岳環境汚染が判明しました。そこで登山者ができる範囲で汚染物質の除去を進めるには、排泄物の人力運搬しかないという判断から、日高山脈ファンクラブでは2005年に北海道初となる幌尻山荘トイレ排泄物人力運搬事業を実施し、昨年までの9年間で延べ333名のボランティアのご協力により4016kgもの排泄物を運搬してきました。
今年は昨年度までいただいていた自然公園財団助成金が打ち切られたため中止する予定でしたが、今年が10年目になること、当会の提言で他の方法が実施されるまでの次善の策であること、などを鑑み、今回は日高山脈ファンクラブの単独事業として実施します。
以前から申し上げているとおり、いつまでもボランティアが運搬するのはできません。しかし、このまま当会が続けていくことはボランティア運搬を固定化させることになる、山岳環境保全の対価を受益者に負担してもらう方法が検討されないことに?がることから、10年目の区切りとなる今回をもって当会主催の幌尻山荘排泄物人力運搬事業は終了させていただきます。発会以来、毎年実施している、命の泉、幌尻岳山頂、七つ沼カール、トッタベツ岳の清掃登山も、あわせて実施します。

取水ダムから近い嫌なへつり
額平川を協力して渡渉する

幌尻山荘前で仲間とパチリ
恒例の儀式。カレーを食べる

この事業の牽引役。高橋健さん
仮設トイレの排泄物も空になった

バイオトイレ
小屋トイレの便槽も空になった

し尿が入った一斗缶
宿泊15名、日帰り7名が参加した

背負子に一斗缶2缶
大型ザックに一斗缶2缶

慎重に額平川を下る
15回以上渡渉を繰り返す

振内鉄道公園のトイレに投棄する
一斗缶から出したし尿

跳ね返りに注意して投棄する
高橋事務局長(右)から挨拶があり解散


幌尻岳へ戻る