大雪山国立公園携帯トイレ普及宣言

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 大雪山国立公園の広大な高山帯には色とりどりの高山植物が咲き誇る美しい景観が広がり、多くの登山者を魅了するとともに、地域の誇りとなっています。
 しかし、トイレがない避難小屋や野営地を中心に、し尿の散乱が大きな問題となっています。し尿を排出するため登山道以外の場所を踏みつけることで高山植物が減少し、さらに、裸地が拡大し、踏み分け道の伸張により土壌の流出も生じてしまいます。
 原生的で人工的構造物の極めて少ない大雪山国立公園の自然景観を末永く保全し、登山者や地域が今後も大雪山国立公園の魅力を享受し続けるためには、し尿散乱問題を大規模な施設整備によって解決するのではなく、携帯トイレの活用によって解決する必要があります。
 そこで、私たちは、携帯トイレを活用して、関係者すべてがそれぞれできる取組を少しずつ行うことで、し尿散乱問題を解決するため、次のことを宣言します。

本文
1.大雪山国立公園では、携帯トイレを適切に使用することで雄大で原始的な景観と共存する登山を推進します。

2.登山者に快く携帯トイレを使ってもらえるような環境づくりを行います。

3.登山者に対して携帯トイレの利用を推進するための呼びかけを行います。

4.携帯トイレの普及に協力してくれる人の輪を広げます。


平成30年7月10日

大雪山国立公園連絡協議会、旭川勤労者山岳会、旭川山岳会、上川山岳会、
上富良野十勝岳山岳会、新得山岳会、十勝山岳連盟、美瑛山岳会、富良野山岳会、
札幌山岳連盟、日本山岳会北海道支部、日本ヒマラヤ協会北海道、
HAT-J北海道支部、北海道勤労者山岳連盟、北海道山岳ガイド協会、
北海道山岳連盟、北海道道央地区勤労者山岳連盟、山のトイレを考える会、
大雪山国立公園パークボランティア連絡会


「大雪山国立公園携帯トイレ普及宣言」を実施するための具体的な取り組み


携帯トイレシンボルマーク使用規程
大雪山国立公園の携帯トイレ普及宣言ホームページへ
宣言発表式の模様(2018年7月10日)

大雪森のガーデン(上川町旭ヶ丘)で開催されました

普及宣言のポスターシンボルマークの発表

佐藤上川町長の宣言発表共同宣言団体を代表して所信表明