前文 大雪山国立公園の広大な高山帯には色とりどりの高山植物が咲き誇る美しい景観が広がり、多くの登山者を魅了するとともに、地域の誇りとなっています。 しかし、トイレがない避難小屋や野営地を中心に、し尿の散乱が大きな問題となっています。し尿を排出するため登山道以外の場所を踏みつけることで高山植物が減少し、さらに、裸地が拡大し、踏み分け道の伸張により土壌の流出も生じてしまいます。 原生的で人工的構造物の極めて少ない大雪山国立公園の自然景観を末永く保全し、登山者や地域が今後も大雪山国立公園の魅力を享受し続けるためには、し尿散乱問題を大規模な施設整備によって解決するのではなく、携帯トイレの活用によって解決する必要があります。 そこで、私たちは、携帯トイレを活用して、関係者すべてがそれぞれできる取組を少しずつ行うことで、し尿散乱問題を解決するため、次のことを宣言します。
本文 2.登山者に快く携帯トイレを使ってもらえるような環境づくりを行います。 3.登山者に対して携帯トイレの利用を推進するための呼びかけを行います。 4.携帯トイレの普及に協力してくれる人の輪を広げます。
大雪山国立公園連絡協議会、旭川勤労者山岳会、旭川山岳会、上川山岳会、 |
大雪森のガーデン(上川町旭ヶ丘)で開催されました |
普及宣言のポスター | シンボルマークの発表 |
佐藤上川町長の宣言発表 | 共同宣言団体を代表して所信表明 |