会場アンケート自由回答(1/3)(第1回山のトイレフォーラム)


○用を足す場所(その他)
  しない
  行く前
  山中
  川

○トイレ以外で用を足した理由
  がまんできず
  そこにないので仕方なく
  トイレが汚いため
  汚い、満杯
  混雑
  使用中だった。夜間で人目を気にする必要がなかった
  縦走のため
  小のみ
  酔ってトイレの前で小用した
  排便が不規則で、仕方なく

○小便の処置(その他)
  ティッシュは使用しない
  なるべく広範囲にふりまく
  紙使わない。ナプキン使用
  植生に影響の無いところ、又は少ないと思われる場所を探す

○大便の処置(その他)
  あまりしない
  しないようにする
  トイレのないところには登らない
  なるべく水溶性のティッシュペーパーを使う
  ビニール袋で持ち帰る
  憶えがない
  我慢する
  がまんするが、くせになってでない
  携帯トイレを持ち歩いているが、まだ使ったことはない
  山小屋以外に泊まったことがない
  紙は使わない、木の葉でふいている

○トイレがある場所の今後のあり方(その他)
  3-7は場所に応じて、使い分けが必要
  バイオトイレを設置
  行政が本気になって取り組むこと
  山により、ケースバイケースである
  紙持ち帰り
  入山者数の規制がないとどんな対策をしてもイタチごっこになる
  入山料の徴収も含めて、行政で負担する
  入山料をとって、経費にあてる
○トイレが無い場所の今後のあり方(その他)
  登山口にトイレを、隠れる場所を
  野営地は2、登山道は5、7
  用便指定地を定め、囲み板などを設置しておき、そこで携帯トイレを使用する


山のトイレ問題に対する意見

  ・20年前に谷川に登りました。状況がこれほどとは思いませんでした
  ・7月に利尻山に行き旅館より携帯トイレ2枚袋入りを持たされた。小用に1回使ったが、暖かい小用を食料
   の入っているザックに入れる事にすごく抵抗を感じた。2枚目を使用するのがいやで、我慢して下山した。
  ・いくらトイレが増えても、きたなければ今の時代なかなか使ってくれないのでは?さわやかトイレの時代です
   し、単独行でも重さの負担にならないようなテント(ポンチョの代用になるもの)がないでしょうか?または便
   器のない単なる個室とか、あとは登山口にトイレ
  ・カラマツのチップから出来た木炭をトイレに入れて臭いをとり、水を良い水にして行って欲しい
  ・キャンプ(天幕指定地)には、必ずトイレを設置することを行政に働きかけ、実現していく。維持管理費用は、
   利用者から徴収する。
  ・シーズン中だけでも登山口にトイレを設置するよう働きかけるべきではないか。
  ・その場所にあった対策を個人と行政が協力して(個人と行政がおのおのの責任で)。オーバーユースが基
   本にあるのではないでしょうか。
  ・ティッシュは溶けないことをもっと宣伝する。軽く考えていたが、様々な問題があるのですね。
  ・トイレ(専用)があっても汚かったり、臭いがひどい。利用するのに抵抗を感じている人もいると思う。現在、
   尾瀬の山小屋で合弁浄化槽で木材チップの廃材から作った粉炭を入れ、バクテリアの活性化、水質浄化
   や消臭効果をあげています。この炭を斡旋するボランティア活動をしています
  ・トイレが整備されていない山がほとんどなので、携帯トイレはとりあえず多く広めれば良いと思う。
  ・トイレが無く、トイレが問題の野営地の一部閉鎖も考えてもよいのでは。
  ・トイレ施設の無い野営指定地にはトイレ(バイオか近代化学的なもの)を設置する。費用は登山者全体で負
   担する。持ち帰りを促進させる。トムラウシ南沼テント場は問題が解決するまで、規制(禁止)してはどうか
  ・なぜ今トイレなのか。登山者が増加して、それも山でのマナーを守らない不心得者が多いという現象か。
   トイレと共に山でのマナー教育も同時に必要と思われる。
  ・ペーパーのみならず生理用品も廃棄されていたのをみたことがある(暑寒別)。とりあえずは水源の安全の
   確保が急務では。
  ・ポケットティッシュを山では絶対に使用しないということを、一般の人々、山菜取りの人へも、新聞テレビなど
   で啓蒙する。登山者は自分の装備に携帯トイレを持参することを常識化する。
  ・ほとんど日帰りで登っているので、あまり困ったことがないが、これからは携帯トイレを使いたいと思う。
  ・まず、登山口にトイレを設置するよう運動を。清掃は行政で。
  ・一時期のみの仮設トイレの設置。登山口へのトイレの設置。行政がキャンプ地を指定する指定地には仮設
   トイレ設置(夏期)。南沼等は禁止にする。
  ・欧米、特にスイスの山岳地では、営業小屋(ホテル併設が多い)が数多くあり、私が歩いた所はすべて水
   洗でした。水、電気の使用、通年営業、長い夏休みなど、すぐにはできることではありませんが、パイプライ
   ンの敷設も含めて、見習う点が多いのではないですか。
  ・各個人個人の意識の問題で、山も自分の生活の一部として、自分の日常生活を延長する。
  ・各自でちり紙は持ち帰る
  ・基幹だけでも色々なところに置いてもらいたい
  ・携帯トイレのデポ地を登山口に設置し、有料化する。最低ティッシュは持ち帰る。
  ・携帯トイレの処分方法について、具体的な方法を紹介して欲しい。登山口に設置するトイレ整備との関連づ
   けも必要かも。
  ・携帯トイレはなるべく使いたくないので、登山口にはぜひトイレをお願いしたい。
  ・携帯トイレは新しいゴミを作っている基本的にはトイレを作ることだと思う。トイレの作り方には沢山の新しい
   処理方法があるので、その組み合わせで、容易な処理方法がある。それを使うべきだ。使えないのは、現在の
   規制があるからだ。新しい姿見の駅舎の水洗トイレはその一つ
  ・現況の汚れが気になり、できるだけ使用していない。
  ・現時点では無理かもしれないが、あるトイレに関するルールを決めたら、それを守らない人の入山を拒否す
   る位の姿勢が必要である。
  ・現状ではペーパーの持ち帰りが現実的に可能と思います。夏場の簡易トイレの設置も可能でしょう。行政の
   支援が欠かせないと思います。根本は自然公園法の見直しが必要かと思います。この辺のアピールが必
   要かも。
  ・国や地方自治体が、予算を組んで登山口及びテント場にトイレを作り、管理も行うようにさせる。原則は各自
   が持ち帰ること。そのための宣伝と指導をやりしょう。
  ・最近の登山ブームで、ますますトイレ問題が大きくなると思います。政・行・民が協力して解決することが望
   まれます。
  ・山の上にトイレを設置した方がよいとは思っていませんでした。山に行ったら林内でするのがふつうだと思っ
   ていたからです。でも、林内で無い場合はトイレを設置して、一つの場所でした方が良いのかと感じました。
  ・山を利用する人たちがトイレの設置・その後の管理に対する経費を負担すればいいのでは。
  ・山岳トイレ設置については、原則として登山口が望ましい。山頂であれば、浄化槽式とか、環境に配慮した
   ものでなければ設置すべきでない。景観上もよくない。
  ・山小屋、トイレの増設と費用の一部負担が最良と思われるが、持ち帰ることも必要と思います。行政と民間
   の協力も必要。
  ・山小屋トイレのないキャンプサイトに簡易トイレを設置、道、環境庁に依頼
  ・自然を破壊することが少なくなるように、行政の面からももっと山岳トイレ設置についていろんな形で補助せ
   ざるを得なくなるような状況を作る運動がいろんな方面から起こってくることを期待している。
  ・自分の始末は自分でしましょう。足跡以外は残さない。大人数のパーティはトイレテントを持っていって欲し
   い。
  ・自分自身が美しい山が好きなら、保つためにはとにかく、汚さないことをモットーとしたい
  ・受益者負担が基本。
  ・場所を決めて携帯トイレを使用する
  ・浄化葬式のトイレが望ましいと思いますので、水の確保が出来る場所に設置し、そこに山小屋またはキャン
   プ指定地を設けることができないでしょうか。コストがかかると思うので、登山者にも一部負担は仕方ないと
   思います。
  ・人が押し寄せる場所ではトイレが必要。トイレットペーパー持ち帰りの徹底。携帯トイレは色々と検討が必
   要。オーバーユース問題の解決。
  ・人気のある山ほど、人の数、そしてティッシュの花の多さにびっくり。そして、がっかりしています。どうかし
   なくては?まず何が出来るのかと、考えはじめています。まずは自分一人で出来ることからはじめてみよう
   と強く思いました。携帯トイレの使用、実践します。
  ・人気の多い山、夏期シーズン中、運搬できるトイレの設置をすすめる。登山口にトイレの設置をする。携帯ト
   イレは今年はじめて、手塩岳、利尻岳の登山口でもらったが、使用したことはないが、使用後、下山したと
   き、登山口等に捨てるゴミ箱のようなものがあればいいと思います
  ・大変難しい問題であるな。
  ・大変難しい問題と思う。長期、広範囲の視野から考えていかなくては。
  ・登山の実践的な団体は、現在では、一般的な登山者、ツアー参加者、山岳会、自治体、国(文部、林野、
   厚生)といった参加者からなる。ツアー会社、山岳会は最も用意に把握できる。山上の避難小屋は止めよ
   う。宿泊入山者数の低減へ。持ち帰り前提のトイレ設置のルールを確認す
  ・登山は以前のように一部の人のものでは無くなった。他のレジャーと同様ある程度は税金で整備が許され
   ると思う。林道終点などの登山口にはトイレが整備されてしかるべきと思う。また、避難小屋は事実上キャ
   ンプサイトとして使われており、トイレがあってもいいと思う。
  ・登山口にトイレを作ってほしい
  ・登山口にトイレを作ることが原則だと思います。そして携帯トイレで尿を少なくし、トイレの形態を考えられた
   らどうでしょうか。
  ・登山口にバイオトイレ等を設置して欲しい。そのために有料にしてもよいと思う。電気で分解できるトイレの
   紹介があったので参考にしては。
  ・登山口のトイレを増やす必要がある。持ち帰るための装備の向上を望む。
  ・登山口のトイレ設置
  ・登山口のバイオトイレの設置、野営地のトイレ用テントの設置(シーズンのみ)携帯トイレのみ使用→持ち帰
   り
  ・登山者のモラル向上が必要だと以前より言われています。ただ連れて行ってもらう登山者による日常の山
   への持ち込み、ベテランの慣れと意識の麻痺による行動等、根は深く、対策は非常に難しいと思います。
   今後も考えてみたいと思いました。
  ・登山道でゴミを見かけることは少なくなっているのに、トイレットペーパーはどの山に行っても必ずある。
   先日、恵庭だけで用足し後の人と出くわした。立派なトイレ道から出てきた。破壊しているという意識無しだ
   と思った。
  ・登山利用者数等のデーターベース化の意見に賛成。トイレ問題を山岳のある地方自治体のみで解決する
   のは不可能だと思います。多くの利用者は札幌を含む都市に集中していると思われ、そうした自治体も関
   わっていくべきで、そのためにも利用者のデーターを収集することが有意義
  ・難しい問題であるが、こつこつと積み重ねて、意識改革をする必要がある。
  ・日帰り登山が主なので、そんなに困った事はなく、自分も主人も山で大便などはしたことがないのですが、
   困っている方を沢山見かけました。早く解決策がないものかと日頃から思っておりました。
  ・日高では登山口、小屋へのバイオトイレの設置。日高では沢沿いに小屋・登山口があるので、パイプライン
   も可能か?携帯トイレを普及させるため、主要な箇所に携帯トイレ専用トイレを設置する。登山口への回収
   ボックスの設置をすすめる。管理方法を考えず実行すべきではない。
  ・年ごとに登山者が増加する時代となり、改善に取り組むことを考えたい。
  ・年々登山者の数が増えるので、トイレ問題は当然発生する。登山者一人一人の注意が必要であり、認識を
   持つべきである。
  ・簡易トイレを設置するか、登山事務所で携帯トイレを有償で販売するなどしたらどうか。また、下山時に回収
   することの問題を検討すべきである。
  ・富士山に行ったときにびっくりしました。これではいけないと思っていて、私の知識が少しは必要だと思って
   参加しました。
  ・本州の各山の頂上直下に山小屋が有る現状で、どうして北海道の山のトイレの設置が景観を損なうのか?
   まずトイレ設置ありきと思います。資金・回収の問題は別として、自分はどうしたら良いか考えてみます。
  ・本日の話を参考に、急いで考えます。
  ・木製チップの廃材(700~800℃)特殊粉炭で、バクテリアを利用して活性化、大便を食いつぶす、水質浄
   化、トイレ等脱臭、尾瀬小屋5件ほど実践し、成功しております。汲み取り回数の減少。衛生面(悪臭、腐
   敗)の改善。-40℃でバクテリア(マグネシウムを使う)。経済的に優
  ・有料トイレにする。登山口に必ず作る。たとえ高額でもOK
  ・利用者負担について考えないといけないのでは。一般の人々は、税金投入と理解してくれないだろうから、
   署名も必要だろう。実態調査(全道的)。