第20回山のトイレを考えるフォーラムの報告

(2019年3月16日開催)

岩村前代表の挨拶   (写真撮影:山のトイレを考える会 西田弘氏。スナップ写真も同様)

フォーラムの案内     フォーラムのスナップ写真

平成31年3月16日(土)14時30分~17時00分
札幌エルプラザ2階「環境研修室1・2」  参加者:40名

テーマ:「トムラウシ・美瑛富士トイレ問題のこれから」

目 的:美瑛富士への携帯トイレシステムの試行実施4年目。トムラウシ南沼汚名返上     プロジェクトがスタートして2年が経過。昨年の大雪山国立公園の携帯トイレ普及     宣言が発表された。いかにして北海道に携帯トイレを普及させるか話あう。


1.開会挨拶 山のトイレを考える会 前代表 岩村和彦

2.山のトイレを考える会活動報告 山のトイレを考える会

3.発 表

 (1)2018年美瑛富士携帯トイレブースの取り組みについて
    環境省東川自然保護官事務所 自然保護官 齋藤明光

 (2)美瑛富士・携帯トイレシステム試行4年目の活動報告
    美瑛富士トイレ管理連絡会 事務局 仲俣善雄

 (3)トムラウシ南沼汚名返上プロジェクト2年目の活動報告と今後の取組み
    北海道十勝総合振興局環境生活課 主任 牛嶋あすみ

4.閉会挨拶 山のトイレを考える会 代表 小枝正人

 

《資料集》全てpdfファイル(資料番号をクリックしてください)
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00.資料集(全て:8.8MB)

01.表紙 イラスト:河村健(故人:元ユウパリコザクラの会員)

02.目次

03.2018年 山のトイレを考える会 活動報告

04.2018年 山のトイレデー活動報告

05.山のトイレを考える会ニュースレター NO.20 2019.1.23

06.ニュースレター「全道一斉山のトイレデー・18年間を振り返る」2019.1.23

07.2018年利尻山山岳年報(簡易版) 佐藤雅彦(利尻町立博物館)

  岡田伸也(株式会社トレイルワークス)室田雄飛(環境省稚内自然保護官事務所利尻事務室)

08.黒岳トイレの今後の改善に向けて 福井拓郎(北海道上川総合振興局環境生活課)

09.美瑛富士・携帯トイレシステム試行導入4年目活動報告

  美瑛富士トイレ管理連絡会事務局 山のトイレを考える会

10.2018年美瑛富士携帯トイレブースの取り組みについて

  齋藤 明光(環境省東川自然保護官事務所)

11.トムラウシ南沼野営指定地トイレ問題について

  ~汚名返上プロジェクト2年目の活動報告と今後の取組~

  牛嶋 あすみ(北海道十勝総合振興局環境生活課)

12.トムラウシ山では携帯トイレを使いましょう(チラシ)


13.平成30年(2018年)7月大雪山国立公園携帯トイレ普及宣言の発出について

  桝 厚生(環境省上川自然保護官事務所)

14.大雪山国立公園携帯トイレ普及宣言(チラシ)


15.表大雪山系、十勝連峰、東大雪、芦別夕張山地エリアの登山者数 経年変化(H5 ~H29年)

  佐藤 文彦(㈲風の便り工房)

16.平成28年度、29年度、30年度大雪山国立公園入山者数の推計結果

 (登山者カウンター等カウント値結果)  環境省

17.全道一斉山のトイレデー・18年間を振り返る

  仲俣 善雄(山のトイレを考える会 事務局長)

18.(前回)第19回 山のトイレを考えるフォーラム記録 (山のトイレを考える会)
  
19.第20回フォーラム裏表紙


第20回山のトイレフォーラム記録(要旨)

美瑛富士携帯トイレシステム施行的導入・4年目の報告
・美瑛富士トイレ管理連絡会(連絡会)でブース点検パトロールを開始してから2018年で4年目。
 2019年も実施する。
・携帯トイレ所持率は63%(2017年)から77%に向上。さらに所持率向上に向けてた施策を実施する。
・連絡会でティッシュと汚物を回収。毎年確実に減ってきた。
・携帯トイレブース試行設置による環境省の評価は有効性ありとの結論。固定式ブース設置に向けた
 種々の検討を開始。

■トムラウシ南沼汚名返上プロジェクト(PJ)・2年目の報告
・携帯トイレ所持率は93%と高率だったが、岩陰には未だにティッシュが残置。PJで38個回収。
・トイレ道の植生復元活動を2年実施。立入禁止のロープを張ったが、その横に踏み跡が新しく
 できていた。
・2019年は携帯トイレブースを1基増設する。

■その他
・北海道からヒサゴ沼避難小屋改修工事のため2019年は小屋、トイレ、野営地が使用できないとの
 告知があった。北海道は勿論だが、民間でも出来る限り告知に協力することで合意した。
・大雪山国立公園携帯トイレ普及宣言が2018年7月に発表された。考える会としても普及宣言の
 確実な実現に向け提言し、自らできることには積極的に取り組む。
 
第20回山のトイレフォーラム記録(Pdf)


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