取材日:2017年8月30日 報告:山のトイレを考える会 仲俣善雄
(携帯トイレ導入経緯)
「利尻山=携帯トイレの山」であることは全国に知られており、携帯トイレ利用の先進地です。利尻山の携帯トイレ導入についての大まかな経緯です。 (取材の感想)
携帯トイレの取材を兼ねて25年振りに妻と利尻山に登ってきました。前回は登り沓形コース、下り鴛泊コースだったのですが、今回は鴛泊コース往復です。
固定式携帯トイレブースについての感想は
登山者がいかに快適に利用できるかよく考えられた設計となっていました。 利尻山を愛する利尻町、利尻富士町、環境省などの行政、宿泊施設やお店、自然保護団体、町民の皆さまの全島あげての熱心な取り組みにより、汚物やティッシュの散乱の無い、誇れる日本百名山になったと思います。
宿泊したペンションでは携帯トイレを持ってきていますかと聞かれました。また道警には計画書は提出済みだったのですが、登山計画書を宿にも提出し、下山時に報告をするように言われ、登山者の安全を守る気持ちが伝わってきました。 登山口、キャンプ場、展望台などのトイレなど数多く見たのですが、洋式便座が多く、どこも綺麗。ゴミ一つ落ちていませんでした。清潔感が満ち溢れている利尻島でした。 |